ファインライトLEDはなぜ効果がある?美肌になれる理由を解説するよ
2018/02/16
光エステ、LED、ファインライト、
呼び方はいろいろあるけど、これらはすべて同じものをさしています。
正式名称はなんだろう、よく分からないけど一応「光LED」と呼びましょうか。
これは比較的新しい美容法で、エステサロンや美容皮膚科でも増えてきました。
・トータル的なエイジングケアができる
・比較的、肌に優しい
こういう特徴があるんですが、これってなんだよ?と。効果はあるのかい?と。
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目次
光LEDとは何か?どのようにして肌をきれいにするのか
LEDはLight Emitting Diodeの略で、日本語では発光ダイオードと訳されます。
一時期、長持ちするから電球がきれたらLEDに!って取り替えてた時期がありました。
あの「LED」です。
信号機も最近では、LEDを使われているものが多くなってきましたよね。
あの「LED」です。
さてこのLEDですが、経済性だけではなく美容の観点から見てもとっても有用だということで、
今や、LEDを使った美容機器やエステコースなどがものすごく増えてきました。
きっかけはNASAによる実証結果からのように思います。
アメリカUniversity of Wisconsin大学の医学院は、2000年に発表した研究報告のなかで、
「この医療用特殊光線療法は、人類の皮膚細胞の再生スピードを通常の5倍にすることができる」と指摘しました。
この光線は組織にダメージを与えない特徴があります。
これまでの化学光線療法とは大きく違い、この医療用光線療法を美容に生かし、
美容医学の新たな飛躍を遂げました。
文中の「医療用特殊光線」というのがLEDをさしています。
つまりこれは
・LEDは皮膚細胞の再生を5倍に高める。
・肌への刺激が少ない
ということを言っているわけですね。
ファインライト光LEDが肌にもたらすものは?
後述しますが、LEDには3つの色によって効果が異なります。
が、それはひとまず置いといて、この光がどんなふうに肌に良いのかっていう。
肌細胞はこんなふうに、「表皮・真皮・皮下組織」で構成されています。
表皮は主に、水分を保持したり肌を外部刺激から守る部分。
真皮は、ふっくらとした肌を生み出す部分であり、コラーゲンなどに代表されるような
肌の弾力やハリなどを司っている部分です。
加齢によって神秘の働きが低下してしまうと、肌を支えることができなくなって
シワやたるみの原因になってしまいます。
真皮と表皮は独立して働いているのではなく、お互いに影響し合います。
真皮にダメージが重なると、健康な表皮は生まれない。
表皮の具合が悪くなると、真皮にまでダメージが影響する。
でもなかなか、真皮までのケアってできないんですよ。
例えばスキンケア化粧品でも、浸透するのは厚さ0.02ミリの角層までだけ。
土台である真皮のケアはなかなかできないんですが、そこで「光LEDファインライト」です!
赤光と黄光の照射は、繊維細胞を刺激しコラーゲンの構造を強化し、
表皮と真皮の細胞再生の促進に効果があります。
引用:バリュープラス2008.8
加えてこちらのクリニックでは
ファインライトレッドとは、633nmの赤色LEDをお肌の深部まで到達させることで、
コラーゲンの生成を促し、ターンオーバーを促進させる美肌トリートメントです。
LEDの光は真皮まで届き、コラーゲンを生み出す線維芽細胞に働きかけて、
細胞を活性化させます。
LEDを使うことで肌はどうなる?
「細胞の活性化」「ターンオーバーの促進」これだけ聞くと、
┐(´д`)┌「そうなんだー。…で…?」と。
でもこれは本当はものすんごいことで、
・肌の細胞が活性化されることで、たるみやシワの原因を遮断
・ターンオーバーの促進によって、くすみ予防
・肌が健全な状態になり、メラニンが排出されやすくなる
こういった、まさにトータル的なエイジングケアにつながるんですね。
例えばレーザー治療はシミそのものを薄くすることができますが、
ファインライトは、根本からシミをなくせる肌を作っていけるという。
そもそもの肌を、若い頃のなんの悩みもなかった肌に戻していこうという。
ファインライトを使ったエステサロンでは「マイナス5歳肌」と表現していますが、
まさにそんな「今よりも若い肌」を作り出すものなんですね。
光LEDには3色で効果が異なっている
LEDは周波数によって、色と「何に効果があるのか」が異なります。
可視光線とは、太陽光線の一部で目に見える安全な光です。
波長域は約380~780nm。私たち人間にとってとても大切な光です。
そのなかでも633nmの光は、エイジングケアに優れた光といわれ、
1回30分照射するだけでふっくら透明感のあるお肌へ導きます。
画像文引用:株式会社アグレックス
このように周波数によって色が異なるわけなんですが、
それによって、対応する肌の悩みも違ってくるんですね。
赤色LED
赤色LEDは、633nm±10の光。
エイジングケアに適した光で、肌のハリやつや、小じわ、毛穴の開き、くすみなど、
全般的な肌の悩みに答えることのできるもの。
毛細血管を刺激して、血流を改善させるという効果も期待できます。
黄色LED
黄色LEDは、590nm±10の光。
ターンオーバーの促進、メラニンの排出などから、シミやくすみへの効果があります。
透明感のある肌を求める方には向いている光の種類。
青色LED
青色LEDは、415nm±10の光。
抗菌性が強いことから、ニキビ肌に効果があると言われている光です。
アクネ菌を殺菌し、ニキビ跡の補修をするので、吹き出物が出やすい方に向いている光。
白色LED
白色LEDは、890nm±10の光。
LEDの光の中で、最も奥まで到達します。
赤色LEDと同様に、エイジングケア効果の高い光です。
ただこの白色LEDは、エステサロンや美顔器で取り入れているものはなく(私が探した範囲では)
受けることができるのは、主に美容皮膚科です。
組み合わせによってさらに色は豊富
LED美顔器の中にはさらに、色を組み合わせたり周波数を変えたりすることで、
より豊富な色をでケアするものもあります。
光LEDは肌への副作用があるのか?
肌への効果が高いLED。
副作用はあるんでしょうか?
LEDは、紫外線を100%含まない光です。
しかも、基本的には「光を浴びているだけ」なので、肌への刺激や副作用はほとんどないんですね。
医療分野でも使われることがあるというのは、
こういった、負の面の肌への影響が少ないからなのかもしれません。
光LEDを使う上で注意したい人
光LEDは安全性の高い美容法ですが、使うのに注意したい人もいます。
・妊娠中
・光過敏症
・ホルモン分泌異常
などなど。
少しでも気になることがある方は、事前に医師に相談してからのほうがいいです。
ファインライトはこれからの美容法である!根本から肌を変えたいなら使うべき
LEDを使った美容法は、
・根本からエイジングケアをすることができる
・安全性の高い方法である
肌への負担は少ないながらも、ピンポイントではなく、総合的なエイジングケアができるという、
とても効率的な美容方法です。
年をとると、肌の悩みって1つではないじゃないですか。
シミが気になる!って言っても、シワだってたるみだって気になるじゃないですか。
LEDってリスクは少なく、肌を最大限に活性化させる方法だと思うんですよ。
光LEDを使ったケアは
・美容皮膚科
・エステサロン
・美顔器
さまざまな分野で取り入れられています。
でもこの中で唯一、「お試し」ができるのはエステサロンなんですよね。
LEDは効果があるらしい。
でもそれが、実体験としての効果じゃないと、なかなか本格的には始めにくいですよね。
光LEDって、私の肌はどんなふうに変化するんだろう……。
そう思ったらぜひ、試すことから始めてみるといいかもです。